金星逆行の「甦り」の中にある2022年の幕開け。

この記事を書いている途中に日付が変わりまして、2022年が明けました。

明けましておめでとうございます。

昨年の晩春以降、地球全体に流動する?全体を覆う?エネルギーの流れ(渦)のスピードが素晴らしく加速しているのを感じませんか? 時間と空間の感覚も大きく変わってきています。 

実際に1分間は以前よりも短くなっているそうですよ? パリに拠点を置くIERS(International Earth Rotation and Reference Systems Service: 国際地球回転・基準系事業)のデータによると、2020年から地球の自転は急速に速くなっていて、その年だけで最短日記録を28回も更新した、というのです。

この加速しているスピンが故に、自身に張り付いている、脱皮した後の抜け殻のような古い膜が”剥がれて弾き出されていく”ということが起こっているような2021年でした。 サラダの水切り器をどんどんスピードを上げて回していくと、綺麗に水が飛ぶじゃないですか?(もっといい例えはないのかな) 逆も然りで、新しい情報もどんどんと入ってくる。ある物事にピントを合わせた途端、それに関する情報が多方面からどおぉーーーっと流れ込んできて、頭がパンク状態に。まんてんは、もともとシンクロニシティを多く体験する方ですが、2021年の5月以降は時空の歪みの速度と感覚がすごかったです。

パラレル・リアリティといいますか、ある特定の人が目の前にいて話しているのに、同じ時間軸に存在しておらずお互いの間にある透明のパネルに隔てられているような、そんな奇妙な感覚がありー その自分の”ずれている”感覚がある物事、人々からどんどん離れていっているようなのです。 

これは好きとか嫌いとか、この人や物事とは合うとか合わないとか、そういった類のものではなくてですね、なんとも奇妙なのですが、例えば街中を歩いていると、億千万の透明のパネルが交差しているような感をふっと覚える時があり、その透明のパネルの通路は変幻自在で、自分は瞬時に多次元的に多くの現実を経験している。 そんな感じです。

この感覚は、随分と昔から漠然と感じていたものですが、最近よりクリアになってきていますし、また変わる速度が早いです。

金星の逆行

2021年12月19日に金星が山羊座の26度で逆行に転じました。 現在山羊座の25度を進行している冥王星と絡みながら、今年の3月初旬までがっつりとタンゴを踊ります。 

12月25日のクリスマスの日は、逆行の金星が冥王星と完全なコンジャンクション(合)となりましたが、この前後あたりから特に「パートナーシップ」「人間関係」で突如として、またはじわじわと、何かの再燃を経験している方が多いんじゃないでしょうか。 

数十年前に別れた恋人のことを突然思い出して、その人が頭から離れなくなる、しばらく音信不通だった友人から連絡がある、しばらく忘れていた趣味や勉強をまたやりたくなる・やり始める、金銭(金星は財務や収入もあらわします)に関して何かが明るみになる、など、さまざまですが、もう終わったと思っていたことが再び甦るのです。

今回の金星逆行は、山羊座で冥王星と合であることから、かなりディープです。 今この時に甦る(黄泉がえる)「何か」は、その物事や関係に対する自分の感情・行動を浄化もしくは進化させていくために起こっていますので、頭で考えれば不可解なことであれば、ハートから生まれる真実で対応する必要があります。

引き続き変化が加速していく年となるであろう2022年の幕開けに、金星逆行と冥王星が促す「甦り」のエネルギーは、2月の終わりから3月初めにかけて山羊座の火星が加わり、ますます増大します。 

そして金星と火星が同時に水瓶座に移行する3月7日あたりを境に、ガタンと社会的にも個人的にも何らかの”進展””発見・覚醒”があるだろうと思います。 同じ日に金星と火星が水瓶座の0度に進行するというのは、これはとても面白い現象です。金星はアニマ(女性性)であり、火星はアニムス(男性性)ですから、これらの星が同時に足並みを揃えて革新と独立をあらわす水瓶座に移行するエネルギーは、多様性やパートナーシップ、そして自己のうちにある両性のバランスを画期的に促進していくのでしょう。 

2022年は変わり目の年といいますか、過去の2年間を通過して明らかな良い転機を迎える年、エキサイティングな年になりそうですね。活動のエネルギーは大きく加速していくことは間違いありません。

2022年が、素晴らしき進化の年となりますように!

 

イラスト:©Willgard Krause at Pixabay

 

 

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