2020年10月牡牛座の満月〜肉体の飛躍的進化の始まりなのかもしれない。

10月31日午後11時49分(日本時間)で、10月2度目となる満月を迎えました。なんでもハロウィーンと重なるのは46年ぶりとかで、壮大なお祭りとなるはずだったのでしょうが、幸か不幸かウィルス感染の拡大がそれを阻止しました。

今回の満月の特徴としては、ハロウィーンの夜に起こるブルームーン(ひと月に起こる2度目の満月)、ということだけではありません。現在牡牛座を進行している天王星と、牡牛座8度でがっつり重なるコンジャンクション(合)の相を成した今回の満月。星回り的に9月の半ばから非常にテンション(プレッシャー)の高いエネルギーが続いていることを前回の記事でも書いたのですけれども、この満月も然り、で、今後、引き続き社会のカオスは深まっていくのだろうと思います。

エレメントは土、モードは不動宮の牡牛座は土地、農作物(食物)、不動産、お金、安定、といったような物質的なものをあらわします。支配星が金星であることから、創造や育成、豊饒、美、芸術などとも関連します。 母なる大地、ガイアのエネルギーをあらわすと言ってもいいでしょう。

かたや天王星はというと、急激な変化、革新、革命、発明、激動、電撃、不安定、未知、といった、いわばチェンジメーカーのエネルギーをあらわし、自転軸が極端に傾いている、太陽系の中でもちょっと変わり者の星です。

 

こんなにぴったり満月と天王星が重なり合うのもレアなことでして、占星術的にどういった意味があるのか、を考えていた時に、なぜかわからないのですが、ふっと先日目にした興味深いニュースとこの満月・天王星のコンジャンクションが自分の中でリンクしたのです。

▎2020年、未知の臓器が発見される

そのニュースとは、オランダの研究チームが 、ガン細胞の研究中に”偶然”人の喉にある未知の臓器を発見した、というものです。議論の結果、解剖学的にも機能的にも新しい器官であることが裏付けられた、というのです。

これはとても面白いと思いました。占星術は中世の西欧において医学にも用いられており、12の星座は、頭・額は牡羊座、心臓は獅子座、腕は双子座、というふうに体の各部分と関連づけられています。首、そして喉はどの星座かというと、これが牡牛座なのですね。

科学的にも医学的にもまったく根拠はないのですが、占星術的に今回の牡牛座の満月と天王星の完全な合は、今後の人類の肉体の進化を示唆するものだろうか?という仮説を立ててみました。牡牛座が物質(=肉体)をあらわし、天王星が急激な変化、革新、未知といった進化をあらわすのであれば、ひょっとして、遺伝子の突然変異が起こる可能性とか?

今年の7月に、京都大学iPS細胞研究所所長である山中伸弥教授とタモリさんが「人体 VS ウイルス」について語る「NHKスペシャル」の番組を見ました。新型コロナウィルスとの”闘い”ではなく、”共存”をしていく上での対策を山中教授は早い時期から唱えていらっしゃいますが、番組の中でとても興味深かったことは、ウィルスが人類の進化に大きく関わっている、ということでした。

私は、ウイルスが必ずしも敵とは思っていません。ウイルスは基本的に病気の原因と考えられていますが、実は人体は、過去に感染したウイルスを取り込んで遺伝子の設計図に役立てているという例が複数あります。また、バイオテクノロジーとしてウイルスを遺伝子治療等に利用している例もあります。最近では常在ウイルス(人体に常に存在しているウイルス)の存在についても明らかになるなど、敵とは言えないことが徐々にわかってきています。

山中伸弥教授「人体VSウィルス」インタビューより

 

教授は、「新型コロナウイルスそのものが私たちの遺伝子に取り込まれるかに関しては、そんなに可能性が高いとは言えない」とおっしゃっていますが、ウィルスが人体の進化に関わっているというのなら、また、新型コロナウィルスは今後なくなることはなく、共存を余儀なくされるというのなら、1番の対策法は、ウィルスに勝る人体に進化することじゃないか。とまんてんは単純に考えてしまったのです。言い換えるならば、人体の進化が起こるべくして新たなウィルスが発生したのか?と。

それにしても、この時期に今まで知られていなかった臓器が発見されたことに、なにか神秘を感じてしまいます。管状腺という名称が提案されたこの臓器は、鼻腔と咽頭がつながる部分の頭蓋骨の中に、対になって存在している、といいます。どのような機能、働きを持つのか、今後の解明が待たれます。

▎エイジ・オブ・アクエリアス。私たちの体はさらに進化していく途上にあるのか?

来月12月の冬至に、木星と土星が水瓶座の0度でぴったり重なります。グレート・コンジャンクションです。冥王星、海王星、天王星が次々と火と風のエレメントの星座に移行していく2023年から2026年は、人類にとって実に大きな転換期となるでしょう。その始まりとなるのが今回の木星と土星のグレート・コンジャンクションですが、来る時代の変化に対応するために、人体はさらなる進化を遂げるのでしょうか?

AIの進化、その特異点(シンギュラリティ)に関しては、長らく研究と開発がなされており、もちろん人体の進化=AIとの合体を開発している科学者や研究者や実業家は既に多くいます。人為的に進化が促されるのですね。

けれど、脳ひとつとっても、私たちの肉体はいまだ未知の領域がたくさんあります。本来の持てる機能、能力を眠らせたままにしているかもしれないのです。これからそれらが目覚めてくる時代がやってくるのか、グレート・コンジャンクションの前座として天王星と満月のコンジャンクションが「そうなるよ〜♪」と声高に言ってくれてる気がします。

個人的には、コンピュータとかケータイとか、こんな面倒なデバイスを使うことなしに、早くテレパシーとテレキネシス・サイコキネシス、ホログラムなどで普通に物事が進んでいけば楽だなー と思うのですけれど。

あ、空飛ぶホウキも必要ね ?

 

 

 

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