日本時間の9月17日午後8時、乙女座25度で新月を迎えました。
旅の宿でこのブログを書いています。週末から敬老の日、秋分と祝日が続き、楽しい家族旅行、、、だったのですが、これをチャンスとばかり母を妹に委ねて私一人群れから外れ、放浪の心が囁くままに、脱兎のごとく旅の準備を整え快速バスに飛び乗りました、、、近場ですけどね。少し介護に行き詰まり、自分には旅が必要だ!と市内に2路線しかない路面電車の端から端まで乗ってみようかな と思っていたので それからすると”遠出”ですよ、嬉しいです。早く飛行機に乗りたいものです。空港で飛行機に乗る前に、ソフトクリームを食べたい(話が脱線してきているよ)
来た所はすっごくアンポピュラーな旅先らしく、連休だというのに通りに人の影もなければお食事どころもまばら。。。でも、たった一人で、吹き抜ける風を体に受けて山々と空を眺めながらひたすらひたすら歩くのは実に自由で気持ちがいいです。
特にこの新月から秋分に向かう数日間は、去年の秋分あたりから加速した大きな変化の真っ只中にあって、エネルギーの変わり目となる時。また、今月初めの魚座の満月に1つのサイクルが終焉した後の、新たなスタートの時でもあります。
ちょうど一年前の乙女座の新月の時に書いたブログに、次のようなことを言っていました。
地球の変化は加速して止まるところを知らず、でありながら、人間社会のシステムの変化がそれに追いついていません。欲望と商業主義とで長らく地球を支配し破壊してきたことの顛末を突きつけられながらも、そのシステムの変化は遅々としている。温暖化を食い止めるために、多くの不都合を受け入れる必要があるのかもしれません。 例えば、CO2を減らすために、全世界同時で一日に飛ばす飛行機の本数を大幅に減らしましょう、とか? (ロサンジェルス空港の馬鹿げた混雑で排出されるCO2を減らすために、乗り入れる車の台数を制限するとか?) 娯楽の在り方を見直すとか? バーニングマンも、30年間変わらず同じこと続けてますしね。
「全世界同時で一日に飛ばす飛行機の本数を大幅に減らしましょう」「娯楽の在り方を見直す」
はからずも願いが叶ってしまいました。
多くの不都合を受け入れる必要を突きつけられている2020年。 気候変動は今後もとどまるところを知らず、これからさらに続く変化に備えるべくして様々な調整がなされている年だと思います。
❙ 火星の逆行。見直しを伴う新しいスタート。
9月9日に牡羊座28度で逆行を始めた火星が、今回の新月に150度の角度をとっています。
古いバトルや未解決の感情が再燃している、また自分の欲望や願望を省みる、といった流れの中で、新たな方向を模索していく、スタートしていく時となります。この火星逆行は11月13日まで続き、10月14日から11月3日には水星も逆行します。カオスです。(アメリカの大統領選挙がこの間にあるのですが、、、予想外の予想外が起ったりするかもですね)
新月に意図した願いは叶う、と言われていますが、
なにかその願いそのものが以前とは変わってきていないだろうか?というのを感じます。
個人の小さなご利益的なものだけではない、地球や環境を守るためのお役目的なものへ。小我の願いから大我の願いを持つ人が増えてきているような。
この2020年を通過して、確かに私たちは違った次元に移行して枝分かれしているのだろう、と思うのです。
様々な神話の中で、穀物と豊穣、刈り入れを司る女神が乙女座のシンボルとなっています。またタロットでは、9番目のカードの「隠者(Hermit)」に乙女座が関連していて、その象徴する意味の1つに「内観」があります。
この乙女座の新月から秋分にかけてのエネルギーの分岐点に、実りとガイアに感謝して、霊・心・体の調整をやっていこうと思います。 さらなる変化と次元への移行に向けて。
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