2020年10月の星回り〜カーディナルエネルギーの圧力鍋みたいな月。(Part 2)

同タイトルのブログPart 1 の続きです。

現在、9月9日から逆行に入っている牡羊座の火星と、9月22日に天秤座に移行した太陽、そして長期にわたって山羊座を進行している冥王星、土星そして木星のそれぞれが90度・180度の緊張の高いアスペクトを形成しています。これに先日の9、10日は蟹座に月があり、カーディナル(活動宮)のグランド・クロスとなりました。

 

▎カーディナル(活動宮)のグランド・クロス〜葛藤と前進。

グランド・クロスは、相容れないエレメントの星どうしがとるスクエアと、エレメントは互換性があるけれど、正反対にある星どうしがとるオポジションががっつり組み合っている状態で、強い葛藤や衝突のエネルギーを生みます。同時に、創造性の高い座相でもあるのです。

もう1つ、大きなエネルギーを生むアスペクトにコンジャンクション(合)がありますが、これは星どうしのエネルギーを増大させます。去年の暮れから今年にかけては、冥王星(破壊と再生)、土星(究極の課題)、そして木星(拡大)が、山羊座で串団子のように離れず天空に座しています。(このコンジャンクションについては、昨年の10月にこちらの記事をあげました)

今まで当たり前のように思っていた社会的な構造が、今年に入ってひっくり返っている様を特筆するまでもないですが、そういう状況にありながら、この10月は新しい動きが生まれてくる様相です。今年の前半はなす術もなく呆然としていたけれども、避けられない変化を受け入れて現実を見据え、じゃあ、これからどうしていったらいいか? と、社会的にも個人的にも今までにない新しいシステムを作っていく方向へどんどんと進んでいくイメージです。

牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、物事が新たに始まる活動的なエネルギーを表します。季節的にも太陽が牡羊座に入る日は春分、蟹座は夏至、天秤座は秋分、山羊座は冬至 となり、エネルギーが転換する時ですね。

そして、グランド・クロスのようなテンションの高いアスペクトは、その葛藤のエネルギーをうまく使っていくと、非常にクリエイティブな力に転換することができます。

しかし、プレッシャーは非常に強いです。グランド・クロスは、見てのとおり風穴がないのです。プレッシャーからの逃げ道がないように感じる座相でありますが、天空のそのエネルギーがどのように社会や個人の人生に反映されるか ということですので、よくも悪くもそのエネルギーの使い方をマスターするのは私たちです。

この火星の逆行時、古い問題や忘れていた怒りが勃発することがあったら、怒りの対象にすべてをフォーカスするのではなく、自分自身の感情に光をあてて内観し、これを機にキッパリと癒して手放していくチャンスと捉えてください。

もうすでに終わったことなのに、なぜ、今になってこんなにも怒りや苛立ちや恐れを感じるんだろう? どこから、この怒りは始まったんだろう? と問うてみると、怒りの根元に、癒えていない悲しみや悔しさが残っていることがあります。それを癒して、さらに自分自身に刷り込んできた思い込みを手放し、新しいストーリーに書き換えていく時が与えられたと思って、徹底的に膿を出してしまいましょう。

日本時間で10月14日の午前10時39分あたりに、蠍座の11度で水星が逆行に入ります。事故や不注意からくるミス、誤解によるコミュニケーションの食い違い、フェイクニュースなどにご注意を。

さらに10月17日の午前4時31分には、天秤座の23度で新月を迎えますが、これもまた牡羊座を逆行中の火星と山羊座を進行中の冥王星、土星、木星とで T-スクエア(2つの90度と1つのオポジションのアスペクト)というテンションの高い座相となります。

 

そして日本時間で今月締めの31日、午後11時49分に天王星と完全に合となる、牡牛座8度での満月を迎えます。天王星は劇的な変化を表し、それが満月とぴったり重なるとなると、個人的には「うーん、なにか爆発的な”変動”があるのかなあ。地震?」と思ったりしますが、様子見ですね。

このテンションの高いエネルギーの最中にアメリカの大統領選挙もあり、社会的かつ経済的なカオスや存続する問題の複雑化が予想されますが、なんだか、こんな時代を経験できるのもまたとないチャンスなのかなと考えたりもします。

水星逆行や満月はまた後ほどに書くとして、本日はここまでにしましょう。手指を労わらなければ (-_-;;)

2週間ほど前に、朝起きて左手の親指が伸ばした時にバネのように跳ねることに気づき、「うわーロボットみたい、なんだろ?」と面白がってカクンカクンやったのですが、その後ずっとその状態が続き、、、激痛が伴うように。

ネットで検索したら、そういう症状は良く起こるようで、たくさんの記事が出てきました。その名も「ばね指」。そのとおりの名称で 笑。 手を酷使する人、家事を多くこなす*中年の*女性に多いそうですよ!

ほどなくして右手指と平の全体にも違和感と痛みが走るようになり、右肘を曲げると関節がカクカクと音を立て始め。。。腱鞘炎の再発です。数十年前に長期にわたって鍼とリハビリに通ったのですが、良くなると忘れるもので。

数ヶ月前の大断捨離から始まって、終わることのない家事と台風の対処と(無駄に大きい実家の窓全部に貼ったガムテープの跡を剥がす虚しい作業でかなり指を痛めました)、最近の翻訳の仕事で根をつめてタイピングをしまくったのが原因のようです。

ゲーマーの若者の皆さんは気をつけましょうね。指を酷使したつけは中年になってバーンとでますからね、ちゃんとケアしてくださいね!(いらん世話)

 

 

              ✵

 

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