光陰矢の如し というか、光陰瞬間移動の如し。
あらっ?という間に別の空間に移動してしまったような速さで7月がやってきたような。
今月は、なかなかアクティブな星回りです。
ハイライトとしては、
7月2/3日: 蟹座10° 38’で新月・皆既日食
7月7/8日: 獅子座04° 27’で水星逆行開始(蟹座23° 57’まで逆行し、7月31日/8月1日に順行に戻り8月12日に再び獅子座に入ります)
7月11日: 火星・獅子座6度と天王星・牡牛座6度がスクエア(90°)
7月9日: 太陽・蟹座17度、月・天秤座17度、土星・山羊座17度で Tスクエア(90° 、90°、180°)
7月14日: 太陽・蟹座22度と冥王星・山羊座22度がオポジション(180°)
7月16/17日: 山羊座24° 04’で満月・部分月食 山羊座の土星、冥王星とコンジャンクト(0°)同日、金星・蟹座16度と土星・山羊座16度がオポジション
7月22日: 太陽が獅子座へ移行
7月29日: 太陽・獅子座6度と天王星・牡牛座6度がスクエア(90°)
7月31日/8月1日: 獅子座08° 37’で新月 同日、水星が蟹座23° 57’で順行
活動モードの蟹座と山羊座で、食を含む新月・満月、太陽、土星、冥王星のタイトなオポジションが形成され、不動モードの獅子座と牡牛座で、火星、太陽、天王星のこれまたタイトなスクエアが形成されます。
これらの相は、強烈な変化とそれに伴うプレッシャーを示します。
Brace for impact. 「衝撃に備えよ」といったところでしょうか。
よくも悪くも、今までのやり方や人生の指針を大きく見直し、新しく構築していく、またそうせざるを得ない時となります。
個人レベルでは、チャートのどのハウスでこれらの相が形成されるか、またパーソナルプラネットが関わってくるかで、それぞれの経験は異なりますが、トランスパーソナル プラネットの天王星、冥王星、またカルマ・レッスンをあらわす土星が関わってくる場合、社会的にも大きく変化していきます。
蟹座、獅子座の太陽に表される個としての立場(民族、家族、個人の夢、独立性と創造性など)と、山羊座の土星、冥王星が表す社会(秩序、政府、ヒエラルキー、組織、制度など)との間で生まれるプレッシャーや調整も顕著になることでしょう。
そんな中、水星は逆行。
人間関係、仕事や経済の状況、契約、住居の環境、健康状態、防災対策ーあらゆる面での見直しを。よみがえりの時でもありますし、自分の奥深くに眠っていた夢や欲望のリターンなど水星逆行時はいろいろと面白いですね。
こと今月は、蝕を含むパワフルな新月が月初めに起こるので、今後半年間を見据えてストーリーの再チェック、書き換えをやりましょう。 新月に意図することは、具現化して行きます。
多くの人が、1つのライフサイクルを終えて新しいサイクルへと入っていく変容の時であるのを感じます。
今月後半に獅子座に入る太陽は、依然として射手座を進行中の木星と火のエレメントでトライン(60°)となります。混沌とした変化の中にあって、未来への希望、想像と創造、情熱を掻き立てられて前に進んでいく様相です。
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