射手座の満月〜これからの旅に備えて身軽になる。

月は満ちて、6月17日午後5時31分に射手座のほぼ26度(25°53’)で満月となります。

(カリフォルニアは午前1時31分)

さて、早くも2019年の中間点となりました。射手座の満月です。

この6ヶ月間に、大なり小なり人生の方向性に変化があった方々が多いんじゃないか、と思います。

6ヶ月前の2018年12月6日に、射手座の新月がありました。

そのあと12月22/23日に蟹座の0度で満月があり、続いて翌月の1月5/6日には、山羊座の15度で部分日食の新月があり、その満月と新月が、山羊座を進行中の土星と冥王星にオポジション・コンジャンクトの相をとりました。

そのあたりでガタッと想定外の変化があった方もいらっしゃるかと。

イメージとしては、12月終わりの満月で何かが明るみに出て、舵取りの変更を余儀なくされ、1月初めの新月で内的(精神的)または外的なプレッシャーが始まった感じです。

太陽から最も遠い天王星、海王星、冥王星は、その公転周期が長く、

天王星: 84年。1つの星座を通過する年数は7年。

海王星: 165年。1つの星座を通過する年数はだいたい14年。

冥王星: 248年。1つの星座を通過する年数はだいたい21年。

となっており、これらの星は世代や社会的な変容、集合意識に関わってくるのですが、個人としてはナタルチャート上のどこのハウスを通過しているかによって、そのハウスが示すことがら全般にこれらの星のエネルギーが関わり、それに反映した事象が起こります。

前回の射手座の新月から、今月17日の射手座の満月のあいだ6ヶ月間に、これらの惑星(冥王星は準惑星)が木星や土星とタグして、集合レベルでも個人レベルでも長期的な変化を促しているまっただ中に私たちはいます。 

さらに、来月7月は蟹座で皆既日食の新月、山羊座で部分月食の満月があり、現在山羊座を進行中の土星、冥王星と再びオポジション・コンジャンクションの相をとり、根本からの変化を促す様相です。

今年3月に牡牛座に入った天王星は、これから7年をかけて”お金”や所有にたいする価値観を大きく揺さぶり、2011年の4月から魚座で運行を続けている海王星は、これから引き続き7年をかけて精神的・スピリチュアルな目覚めを促します。

さて、こういった大きい変化の流れの中で起こる、今回の射手座の満月ですが、自分にとって必要のなくなったものや考え方を手放していくのに良い時期となります。

射手座は「遠方への旅」「冒険」「哲学」「宗教」「異文化・異言語」「信念」などをあらわします。

ここからさらに、自分が目指す場所へ向かう時、何を持っていきたいか。あるいは、捨てても良い重荷はあるか。一番の重荷は、自分自身の凝り固まったこだわりや狭くなった考え方かもしれません。

現在、射手座を進行中の木星と重なる満月なのですが、木星は拡大、成長をあらわします。

この時期、なにかを手放すこと・またそうせざるを得ないことになったとしても、それは究極的にはさらなる成長のために有益なことであろうと思います。

この射手座の木星・満月に、魚座の海王星が90度のハードアスペクトをとっているので、無謀さや曖昧な状況などには気を引き締めていきましょう。

または、スピリチュアルな覚醒といいますか、大きな気づきや浄化を得るときでもあるでしょう。

Life is journey.  Travel light. (人生は旅だ。身軽に行こう)

 

星座、ハウスの意味

惑星、アスペクトの意味

 

 

                  

 

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